上手にシャンプーしよう!
「ブラッシング」「プレシャンプー」「泡立て」「洗う」「すすぎ」
5つの工程で、髪だけではなく頭皮もしっかりと洗いましょう。
ブラッシング
髪が絡まったままシャンプーをすると枝毛や切れ毛といった髪の損傷の原因になります。
濡らしてしまうと絡まりは取れにくいので乾いた状態で梳かしてください。
絡まった髪を梳かすときは無理に梳かさずに、
目の荒いブラシや歯が二段になっているスケルトンブラシなどで毛先の方から梳かしていくとほどきやすいです。
プレシャンプー
始めに髪を流します。少しぬるめのお湯で頭皮からしっかりと流します。
始めにしっかりと髪と頭皮をすすぐことで一日の汚れやホコリを殆ど落とすことができます。
ホコリなどが付いたままだと髪や頭皮を傷つけてしまうことがあります。
プレシャンをしっかりとおこなえばシャンプーも少量で泡立ちがよくなり、
シャンプーによる髪や頭皮への負担も軽くなります。
泡立て
直接髪や頭皮にシャンプーをつけずに、手に取ったシャンプーを手のひらで軽く泡立てます。
シャンプーは泡を立てることで汚れが落ち髪同士の摩擦による損傷を防いでくれます。
洗う
泡立てたシャンプーを髪につけ指の腹を使って頭皮をもみ込むようにして、たっぷりと泡立てます。
泡を手のひらでつぶさないようにボールを包む感じで指を立てて頭皮をマッサージしながら洗います。
爪は立てないように気をつけてください。
髪の生え際~つむじ~耳の後ろ~後頭部など汗のたまりやすい部分をしっかりと洗いましょう。
すすぎ
シャンプーで最も大切なことは『しっかりとすすぐ』ことです。
シャンプーが残らないように頭皮から毛先まで丁寧に流しましょう。
洗う時間の3倍時間をかけるくらいしっかりとすすぐのが理想といわれています。
すすぎが足らずにシャンプーカスが残ると、毛穴詰まりや頭皮が炎症をおこすなどトラブルの原因になります。
【ブログにも洗い方のポイントなどが記事にしてあります。そちらもご覧ください。】
シャンプーの種類
シャンプーは成分によって特徴が違います。
自分に合ったシャンプー選びをしましょう。
シャンプーの中身
シャンプーの80%くらいは水と界面活性剤で出来ています。
界面活性剤の種類や良し悪しによって品質や特徴が異なります。
一般的なシャンプーは大きく分けて3種類になります。
石油系界面活性剤の 『高級アルコール系』
アミノ酸系界面活性剤の 『アミノ酸系』
界面活性剤を使わない 『石けん系』
各シャンプーの特徴
【高級アルコール系】
市販の多くが高級アルコール系で最も一般的なシャンプーです。
安価で泡立ちがよく洗浄力が高いのでスッキリとした洗い心地が特徴。
ただし脂が取れすぎてしまい頭皮や毛髪が乾燥しやすくなることもあります。
整髪料がついていたり脂が多いひとにはおすすめです。
髪の傷みや頭皮の乾燥が気になるひとは洗いすぎに気をつけましょう。
【アミノ酸系】
毛髪や頭皮と同じ弱酸性で肌の弱いひとでも比較的安心して使用できるのがアミノ酸系です。
比較的値段が高めで洗浄力は弱めですが、刺激が弱く毛髪や頭皮と相性がとても良いのが特徴です。
天然のものは特に肌にやさしく作られています。
毛髪や頭皮の乾燥や傷みが気になるひとや肌の弱いひとにおすすめです。
汗ばんだり脂が多いひとには洗い心地が悪くスッキリ感が足りないかもしれません。
【石けん系】
そのまま石けんを主成分とした、天然素材を原材料としている人体と環境にやさしいシャンプー。
界面活性剤が入っていないので人体にやさしく低刺激で、高級アルコール系なみに洗浄力も強い。
アルカリ性のため洗い上がりがゴワつきやすい。
髪や頭皮のトラブルが気になっているひとや小さなお子さんでも安心して使用できます。髪が
アルカリ性に傾くため石けんシャンプー専用のクエン酸リンスを使うと中和され、さわり心地も滑らかになります。
シリコン
化学合成されたコーティング剤です。肌触りをよくして髪にツヤをあたえます。髪をコーティングするだけなので保湿や補修効果はありませ
ん。
洗浄に関係のない成分を入れるのはよくない!?ノンシリコンでは髪が傷みやすくなる!?
など、さまざまな意見があります。
【シリコン入り】
一般的な市販品の多くがシリコン入りシャンプーです。ホコリや外的ダメージから髪を護ってくれます。
【ノンシリコン】
ノンシリコンシャンプーで洗うと髪はノーガード状態になります。
その分トリートメントなどは浸透しやすく補修効果は高い。
リンスやトリートメントをせずにアイロンやドライヤーを使うと傷みやすいです。
【ブログにもシャンプーについていろいろな記事があります。そちらもご覧ください。】