明日使える理容室のムダ知識
専門学校でも教えてくれない、これを知っていれば理容通!?
みんな知っているのに名前が出てこない・・・
理容室といえばコレ。コレといえば理容室ってくらいどのお店にも必ずといっていいほど設置してある理容のシンボル。
小さな子供にはクルクル回る柄で昔からの人気者。道案内の目印としてドライバーの強い味方。
刑事ドラマの聞き込み捜査中の背景に必ず映り込んでいるアレ。
ところで、なんでコレ赤白青の柄なんでしょう?意外と由来のほうが知っているひとが多いようで
昔は外科医が理容師も兼ねていたことから「動脈・静脈・包帯」をあらわしている話は有名です。
しかし由来には諸説あってフランス国旗を巻きつけた棒が起源説など明確な記録が無いので何を信じるかはあなた次第!
そんな不思議な魅力に惹かれてやまないアレ。
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- 答えは
「サインポール」だよ
-
ぼくポールくん。よろしくね!
理容室の待合に置いてあるマンガ本No,1
理容室の待合には退屈しないで待ってもらえるように雑誌やマンガ本などが沢山置いてあります。
最近では予約で受付するお店も増えて長時間待つこともないかもしれませんが、
昔はマンガ本の続きを楽しみに同じお店に通うこともありました。
そんな数多くのマンガ本を置く理容室の中で一番多く置いてあるマンガ本は何か?
実は「ゴルゴ13」なんだそうです。ある程度の年齢のかたは確かに昔からよく見かけると思うかも知れませんね。
平成以降生まれの若い人にはピンとこないでしょうか。
それでも未だに一番多いなんて根強い人気なんですね。では、なぜなんでしょう?そこには驚きの理由が!
その理由はこころ理容室のブログに! 置本ベスト10も書いてありますよ。
理容師の相棒「鋏」
見た目はピカピカで切れ味鋭い、ずいぶん高そうなイメージですけど、実は様々なタイプがあり用途によって使い分けています。
理容室に行くといっぱい鋏並んでいますよね。ちなみに鋏は一挺(ちょう)、二挺と数えます。
髪をまとめて切れる力強いものや産毛まで切れる薄くて繊細なものから、
まっすぐ切り揃える長い鋏、接点にベアリングが入っていて疲れにくい鋏など様々な鋏のおかげでスムーズにカットが行えるようになっています。
そして理容鋏といえば切れ味。これが凄い!まさに刃物ってくらいキレキレです。
しかしそのくらい切れないと、髪の毛は皮脂などの脂で覆われているため滑ってしまい正確に切れないんですね。
試しに水に濡らしたティッシュを一般的な鋏で切るとフニャフニャで綺麗に切れないと思いますが、理容鋏はスパッと切れるくらい切れ味鋭く研いであります。
そんな鋏ですからやっぱりお値段もお高い。安いものでも一万円くらいからで高いものは二、三十万円するものまで。
それを何挺も揃えるわけですからね・・・。
しかし、鋏あっての理容師。何よりも大切な相棒です。
世界的人気カードゲームを考案したのは・・・
カードゲームの定番「UNO]
これを考案したのが理容師だって知っていました?遊んだことのあるひとは多いと思いますけど、
さすがに知らなかったんじゃないですか?そしてトランプとUNOはなぜか必ず家にあるんですよね。
ルールも簡単でみんなで遊べるし、地域によってオリジナルルールがあって
学生のときと社会人の仲間とでやり方が違ったりして結構面白いんですよねこれが。
そんなUNOは1971年にアメリカのオハイオ州で理髪店を営む理容師によって考案されました。
世界80ヶ国で親しまれ現在ではPC版や他のゲームと融合させたオリジナルバージョンなど
多彩にバリエーションが増えているそうです。
たまにはアナログなカードゲームも意外と盛り上がって面白いですよ。
理美容業を題材にした映画やドラマの裏側
意外と多い理美容映画やドラマ。何かご覧になったことありますか?
舞台や映画が何回もリメイクされている狂気の理容師が主人公「スウィーニー・トッド」や、
池脇千鶴主演の理美容専門学校を舞台にした絆物語「はさみ hasami」など面白い作品が多くて結構おすすめです。
そんな理美容を題材にした作品にはハサミやカミソリ、シャンプーなどを使った技術的なシーンが多く出てくるわけですが、
その演技指導を行っているのは専門学校の講師や現役の理美容師なんですね。
作品によっては専門学校や実際の店舗で撮影され、エキストラに本当の理美容師が出演していたり、
顔の映らない技術のシーンでは本当の理美容師が行ったものが使われていることもあるそうです。
しかしハサミの動かし方や立ち居振る舞いだけでも手馴れた感じに見せるのは難しいのに役者さんは凄いですね。
どの作品も妥協の無い技術演技に感じます。理美容の技術は身近なんですけど意外と奥が深い技術です。
そんな技術の奥深さにも目を向けてもらえるとより、理美容を題材とした映画やドラマなどを楽しんでいただけるかと思います。
理容師に左利きは少ない!?
行きつけの理容室ではどうですか?
たぶん右手に鋏、左手に櫛を持っている理容師が多いかと思います。
ですが全員が右利きではなく、実は左利きで理容技術は右で行うように訓練している場合もあるんですね。
理由については技術指導のし難さなど左利きのひとにとってはちょっと理不尽なこともあるかと思いますが、一番のネックは鋏です。
左用の理容鋏は流通が少なく、なかには受注生産になってしまう鋏もあります。
その分左用鋏は生産コストが掛かり、2割~5割増しなど鋏を揃えるのにも大変な思いをしてしまいます。
そのため理容鋏は右で使うように促されることが多くなっていました。
ですが最近では無理に矯正させず左で鋏を使う理容師が増えてきているそうです。
鋏の生産技術が上がり左用も以前より種類が増え安価になってきたこともありますが、
多様化したニーズに応えられるよう一人一人の個性を生かす技術指導が行われてきていることがあるように思います。
これから左利きの理容師が増えると、新しい発想や創造力をもった個性豊かな理容師が増えてくるかもしれません。
理容師の利き手にもご注目!
理容免許と美容免許、何が違う?
よく理容師はカミソリが使えて美容師は使えないって話聞きますよね。
実際には理容師と美容師って何が違うのでしょう?
仕事内容は似ているようですけど、法律上では理容師は
「頭髪の刈り込み、顔剃り等の方法により容姿を整えること」、美容師は
「パーマ、髪結い、化粧等の方法により容姿を美しくすること」と定められています。
つまり理容は見た目を整える、美容は見た目を美しくするのが目的って感じですかね。
目的が違うので厳密には規定があって、実は同じ営業所内では仕事ができないことになっています。
さらに、2015年7月の規定変更まで美容師は男性の髪を切ることはできないルールだったんですね。
しかし最近では、実情に合わないのではないかと法律やルールが見直されてきています。
そのうち統一免許なんてことになったりして・・・。
そうなると将来どうなるんですかね?大丈夫か理容は?どっちかっていうと吸収される方なんじゃないのか!?ん???
ドキドキしながら今後の理美容業界にご注目ください!
理容師の髪は誰が切る?
理容師なぞなぞ
ある町には理容師が2人だけ。ひとりはいつもボサボサな髪型、もうひとりは綺麗に整った髪型です。
あなたならどちらの理容師に髪を切ってもらいますか?
おすすめはボサボサ髪の理容師。2人しか居ない理容師はお互いの髪を切りっこしています。
つまりボサボサ髪の理容師の方が上手・・・っていうオチです。
そんなわけで、友達や従業員、夫婦、親子など身近な理容師同士で切り合っていることが多いと思います。
あとは練習で切ってもらうこともあるかと思います。
なかなかカットモデルを探すのは大変なので、要望があれば練習モデルになることも。
ちょっと自分で切るのは難しいですかね。自分で切ってボサボサになったらそれこそイメージが・・・